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2006年 12月 15日
昨夜は嵐のように、ものすごく風と雨が吹き荒れていて、
私たちのホテルの部屋は14階だったのだけど、 部屋ごと飛んできそうな勢いだった。 窓から外の様子を見ていると、 ワシントン湖に架かる浮き橋“フローティングブリッチ”(520号線)は、 かなり遅い時間帯まで車のテールランプが連なったまま、動かずに止まっていた。 どうしたのかな? でも朝起きると、嵐は過ぎ去ってくれたようで、ひと安心。 午前中は、Capitol HillのBroadway沿いにあるVivaceへ。 お店に着くと、外まで続く長い行列。 でも、ここはto go(テイクアウト)のお客さんが多く、 座席の回転も比較的速いので、無事に窓際の席を確保できた。 エスプレッソマシーンから湧いている白い蒸気と、 食器のぶつかり合う音、 お客さんの笑顔。 このカフェは、なんだかとても活気がある。 その後ダウンタウンに向かい、Thai Gingerでランチ。 ランチの後は、Bellevueへ向かったが、 ここでやっと昨夜の嵐の脅威を知ったのだった。 街中が大停電! 信号も動かないので大渋滞だし、お店はどこも閉まっている。 そんな中、QFC(地元チェーンのスーパー)のみ暗闇のまま営業していたので、 私たちも試しに入ってみた。 暗闇の中、懐中電灯持参で恐る恐る買い物しているお客さんたち。 なんだかちょっとお化け屋敷みたい。 夕暮れのワシントン湖の畔をちょっぴりお散歩。 曇り空と静かな湖が、なんだか私のココロをセンチメンタルにさせる。 夜は、Harvestvineというスペイン・バスク地方のタパスのお店に行く計画だったが、 なんとこのMadison地区も停電で営業していなかった(涙)。 気を取り直して向かった先は、Capitol HillにあるMonsoon。 ここはベトナム料理のお店で、美味しくって、その上ワインや食後のお茶類も充実している。 人気のあるお店なので、予約ナシだと厳しいかなぁ...?と思ったけれど、 かろうじでカウンター席に座ることができた。 明日が最後。 明日の夜はIrvineに居て、Irvineのアパートのベットで寝ているんだと思うと、 それがなんだか信じられない。 2年振りのシアトルなのだけど、鮮明に何もかも覚えていて(特に夫は。)、 住んでいた時と行動パターンもほぼ同じだし、 なんだか、今もここに住んでるような錯覚に陥る。 でもIrvineに帰ったら、それはそれで何もなかったように日常が始まるんだろうな。
by rouletii
| 2006-12-15 23:40
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